私たちは

岡村信二・多賀子の夫婦二人三脚で走り続けてきました。

信二は、1989年に以来ずっとパン作りをしています。9年間の下積みを経て1996年に、多賀子と一緒に自宅兼工房で「KASSEL」を開店しました。二人に当時の様子を伺うと順風満帆というわけではなかったようです。店舗が通りに面していなかったこともあり、店舗への客入りが少なかったのです。丹精込めて作ったパン達が廃棄になっていくのを見兼ねた多賀子が立ち上がります。

↑移動販売は白ワゴンが目印、移転前のハイジ↑

移動販売の始まりです。どこで売ればいいのかわからず、当時は個人宅へも販売に行ったとのこと。熱心な販売に心動かされ知人の勤め先の駐車場で販売させてもらえるようになりました。少しづつですが口コミが広がり高山周辺の各地で販路を広げ、1998年には店舗を高山市片野町へ移転し「ハイジ」として再出発しました

幼かった二人の娘も成人したことを機に、観光で賑わう現在の場所へ移転しました。これからも街のパン屋「ハイジ」をよろしくお願いします。